1948年、IWCは英国空軍の要請を受けて、高い精度と耐磁性を備え、視認性にも優れるコックピット計器スタイルの「マーク Ⅺ」を開発した。その後「マーク」はシリーズ化され、航空時計のシンボルとして世界中に愛用者を持つまでに成長。2022年には6年ぶりのモデルチェンジを行い、新ムーブメントの搭載や防水性能を強化した「パイロット・ウォッチ・マーク XX」が登場した。本機はこれまでにブラック、ブルー、グリーンの文字盤をラインナップしてきたが、今回、シリーズ誕生75周年を記念してシルバーメッキバージョンが加わることとなった。
新作IW328208のシルバーメッキ文字盤はホワイトの色味に近く、ブラックの針やインデックスとのコントラストも
ロレックスコピー効果的なうえ、シンプルな3針との相性が良く、読み取りやすいデザインとなっている。また、要所に蓄光型の夜光機能を備えており、暗闇における視認性も優れている。
直径40mmのラウンドケースはステンレススチール製で、従来よりもスリムなうえ、ラグの適度な湾曲によって手首へのフィット感が増して装着性が高まっている。このケースに収まるのが、IWCのマニュファクチュールムーブメントである「キャリバー32111」。耐磁性や耐久性においてメリットがあるシリコン製の脱進機のほか、双方向巻き上げ機構の採用、パワーリザーブを大幅に延長して120時間駆動を実現するなど、精度はもちろん実用面も現在のニーズに合わせたムーブメントである。