さまざまなシーンでの需要に応える実用腕時計をラインナップしてきたロレックス。その中でも、基本的な機能性を押さえた定番コレクションが「オイスター パーペチュアル」だ。2026年はこの名称にも用いられる“オイスター”技術100周年ということもあり、改めて注目したい。本記事では、このオイスター パーペチュアルのサイズや文字盤の種類について、現行モデルを中心に、一挙に紹介しよう。
オイスター パーペチュアルは名前の通り、オイスターケースとパーペチュアルという、ロレックスが他社に先駆けて確立し、現代腕時計の実用性に影響を与えた機能を備えるコレクションだ。
現在、ロレックスのラインナップはこのふたつを採用したコレクションがほとんどだが、オイスター パーペチュアルはこれらのベースにあたるスタンダードなモデルとなっている。また、価格も抑えられているため、ロレックスという腕時計を知るうえでの入門編としてもおすすめだ。その普遍的な魅力は、要所を押さえた機能性や、選択肢の多さからも見て取れるだろう。
また、オイスター パーペチュアルの特徴として、ケースサイズのバリエーションが豊富であることも挙げられる。現行モデルのサイズバリエーションは、直径41mm、36mm、34mm、31mm、28mmの5種であり、性別を問わない、多様なニーズに応えるコレクション展開となっている。
さらに、それぞれに多彩なデザインバリエーションが用意されているため、現代の腕時計らしいファッションアイテムの側面も持ち合わせていると言える。以下では、そのデザイン特徴について触れていく。
オイスター パーペチュアルのダイアルは、シンプルなバーインデックスと時分針を備えている。さらに、12時位置は象徴的なクラウン、3、6、9時位置のみダブルバトンあるいは大きめのアワーマーカーを取り付けることで、優れた判読性が確保されている。
また、それぞれにクロマライトと呼ばれる蓄光塗料が施されているため、暗所での視認も容易だ。クロマライトはロレックス独自の蓄光塗料で、ブルーの光と、約8時間以上にもおよぶ、長い発光時間を特徴としている。
総じて、分かりやすい華美な要素はないが、ロレックスらしい質実剛健のスタイルと言える。
オイスター パーペチュアルが備えるオイスターケースは、高い防水性と防塵性を備えた堅牢なケースだ。ねじ込み式のツインロックリュウズと、ソリッドケースバックによって密閉されており、防水性は100mを有している。また、ベゼルは全モデルに共通してスムースベゼルを採用している。
ケース素材にはオイスタースティールを使用。これは904Lの高性能ステンレススティール素材であり、高い硬度と耐食性が特徴だ。性能のみならず、美観も見るべきだ。オイスター パーペチュアルのケースはサテン仕上げをベースに、ベゼルとサイドをポリッシュ仕上げとすることで、際立つ立体感が作り出されている。
なお、現行のオイスター パーペチュアルは、貴金属や貴石を用いたきらびやかなモデルは用意されていない。よりドレッシー、そして華やかなモデルを選ぶのであれば、デイトジャストやデイデイトといったコレクションが選択肢に加わるだろう。
オイスター パーペチュアルのすべてのモデルには、共通してオイスターブレスレットが取り付けられている。1930年代後半に発表されて以来、アップデートを重ねながら多くのコレクションに採用され続けている基本のブレスレットであり、その高い信頼性には定評がある。
構成は幅広の平らな3列リンクであり、その天面にはサテン仕上げが、サイドにはポリッシュ仕上げが施されている。また、オイスタークラスプとイージーリンクを採用。イージーリンクはコマ詰めせず、クラスプ部分のみで長さを約5mm延長できる。ぴったりの手首サイズに合わせて腕時計を調整できる、実用性の高い機能だ。
オイスター パーペチュアルは、サイズによって異なる2種の自社開発ムーブメントを搭載している。いずれもCOSC公認クロノメーターであるのみならず、ロレックスが設けた独自規格によって、ケーシング後の日差-2~+2秒の精度を誇るムーブメントだ。パーペチュアルの名前の通り、両方向巻き上げ式のパーペチュアルローターを採用している。
オイスター パーペチュアル 41および36は、Cal.3230を搭載する。サブマリーナーをはじめとするプロフェッショナルモデルにも搭載される本機は、独自素材であるブルー パラクロム製のヘアスプリングや、パラフレックス・ショック アブソーバーの採用により、安定した精度と高い耐磁性を実現したムーブメントだ。従来機から香箱の構造とエスケープメントの効率に改善が加えられており、そのパワーリザーブは約70時間を備えている。
一方、オイスター パーペチュアルの34mm径、31mm径、28mm径のモデルには、Cal.2232が搭載されている。
hublotコピー特許取得済みのシリコン製シロキシ・ヘアスプリングを採用したムーブメントだ。シロキシ・ヘアスプリングもまた高い耐磁性に加え、温度変化に対する耐性も備えている。さらに耐衝撃性も備えているだけでなく、特許を取得したヘアスプリングの形状によって、姿勢差の影響も抑えられた。パワーリザーブは約55時間となっている。